KORG M3 は現行バージョンは M3 XPanded となっていますが、旧来の M3 も KORG サイトからダウンロードできるアップデータと PCM データを起動時に読み込ませるための USB メモリーを用意するだけで M3 のアップデートが可能となっています。
そんな M3 に挿しっぱなしにしておける USB メモリーを探してみました。
作曲時に気軽にピアノの音を出せる 61 鍵盤として“サイドウッドが木!”という安易な理由で買ってしまった M3 ですが、使ってみると以外にワークステーションタイプの中でも“楽曲制作向け”というよりは“プレイヤー向け”かなと感じています。
久々に国産シンセの鍵盤を所有してみましたが最初は“軽めで緩い?”と思った鍵盤も長時間弾いても疲れない良い鍵盤ですし、機能の登録や呼び出しが簡単にできる 8 つの PAD が使いやすいです。
そして今回の機械的な変更無しのアップデート(M3 XPanded 化)ですごく音が良くなっています。正しくはプリセットサウンドの作りこみが良くなっていて弾くのが楽しいシンセサイザーになりました。M3 的なレビューはそのうち書くとして、そのアップデートに起動時に USB メモリーにからの追加 PCM データーの読み込みをするようになったことで KORG サイトからダウンロードできる PCM データーを 3 つ( 2008/12 現在)USB メモリーの中に入れておけば本体のメモリー容量に合わせて起動時に読み込みます。(本体メモリーは M3 用拡張 ROM EXB-M256 で増設可能)
今回の M3 アップデートで USB メモリーから呼び出す EX-USB-PCM03 のピアノは素晴らしく、最初に作曲用手弾きのピアノ音色を立ち上げる私にとっては嬉しい限りです。
で、本題です。
その“挿しっぱなしの USB メモリー”にとりあえず手元にある BUFFALOのRUF2-S(1GB)というメモリーを挿していたのですが、キーボードスタンドに設置しているとはいえその 6cm ほどもある“出っ張り”が気になります。ケーブル差し替えの際に引っ掛けたりして「おーまいがっ!」となりそうで夜も眠れません。
そういう私の気持ちがどこかに届いたのか 2008 年 12 月中旬より発売開始されたのが BUFFALO マイクロ USB メモリー ホワイトモデル RMUM-1G/WH です。記憶媒体として microSD / microSDHC を使用することによって“出っ張りは 5mm!”です。これなら本体に挿しっぱなしにできそうですので早速購入してみました。
シンセサイザーって接続することができる外部機器が所謂“推奨品”で無ければ動作しないことが多く、接合部は USB ですが中身は microSD / microSDHC のこれを M3 が認識してくれるかどうか少し不安でしたが使えなければ携帯電話のメモリーにすればいいか的な考えです。本体価格も実売 1GB タイプで 1,500~1,800 円と手軽な価格です。
まずは M3 本体に挿して M3 でフォーマットをします。
何も問題なく認識されました。M3 のシステムは汎用性が高い普通の USB ドライバーっぽいですね。フォーマットし終えたメモリーをパソコンに接続して EX-USB-PCM03 のファイルをコピペして再び M3 に挿し電源を入れます。今までどおり普通に M3 XPanded として起動しました。
気になるのは起動時間です。M3 は USB 無しの本体のみの状態でも起動に 40 秒以上かかる今どきのシンセサイザーです(笑)
この最近の PCM シンセの起動時間の長さについては賛否両論ありますが、起動さえしてしまえばタッチパネルでチョイチョイと押せばリアルタイムにパッチは切り替わっていくので慣れれば大したことではありません。
今までの RUF2-S(1GB)は一応高速タイプと箱に書いている USB メモリーなわけですが、普通にパソコンで使えば当然ながら microSD/microSDHC である RMUM/WH(1GB)よりもサクサクとファイル転送ができます。microSD/microSDHC なので当然といえばそうなのですが M3 で起動 1 分が 3 分とかになったら嫌だなぁ・・・ということで計測してみました。
M3 の電源を入れてから通常パッチ画面に切り替わるまでを目視と手動で計測なので“突っ込み”はナシで。
BUFFALO RUF2-S(1GB)
01:08、01:07、01:08
BUFFALO RMUM-1G/WH(1GB)
01:07、01:08、01:09
パソコンで使うときは相当な差があるのに M3 では高速タイプ USB メモリーを使おうが microSD/microSDHCなUSB メモリーを使おうが大して変わらないというか“指先誤差”で済むということは、USB メモリーの読み込み速度に関しては“M3 側でのハナシ”ということのようです。
何よりも“出っ張り”を気にしなくていいのは良いですね。あと、まぶしく青く光るし(笑)
そんな M3 に挿しっぱなしにしておける USB メモリーを探してみました。
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久々に国産シンセの鍵盤を所有してみましたが最初は“軽めで緩い?”と思った鍵盤も長時間弾いても疲れない良い鍵盤ですし、機能の登録や呼び出しが簡単にできる 8 つの PAD が使いやすいです。
そして今回の機械的な変更無しのアップデート(M3 XPanded 化)ですごく音が良くなっています。正しくはプリセットサウンドの作りこみが良くなっていて弾くのが楽しいシンセサイザーになりました。M3 的なレビューはそのうち書くとして、そのアップデートに起動時に USB メモリーにからの追加 PCM データーの読み込みをするようになったことで KORG サイトからダウンロードできる PCM データーを 3 つ( 2008/12 現在)USB メモリーの中に入れておけば本体のメモリー容量に合わせて起動時に読み込みます。(本体メモリーは M3 用拡張 ROM EXB-M256 で増設可能)
今回の M3 アップデートで USB メモリーから呼び出す EX-USB-PCM03 のピアノは素晴らしく、最初に作曲用手弾きのピアノ音色を立ち上げる私にとっては嬉しい限りです。
で、本題です。
その“挿しっぱなしの USB メモリー”にとりあえず手元にある BUFFALOのRUF2-S(1GB)というメモリーを挿していたのですが、キーボードスタンドに設置しているとはいえその 6cm ほどもある“出っ張り”が気になります。ケーブル差し替えの際に引っ掛けたりして「おーまいがっ!」となりそうで夜も眠れません。
そういう私の気持ちがどこかに届いたのか 2008 年 12 月中旬より発売開始されたのが BUFFALO マイクロ USB メモリー ホワイトモデル RMUM-1G/WH です。記憶媒体として microSD / microSDHC を使用することによって“出っ張りは 5mm!”です。これなら本体に挿しっぱなしにできそうですので早速購入してみました。
シンセサイザーって接続することができる外部機器が所謂“推奨品”で無ければ動作しないことが多く、接合部は USB ですが中身は microSD / microSDHC のこれを M3 が認識してくれるかどうか少し不安でしたが使えなければ携帯電話のメモリーにすればいいか的な考えです。本体価格も実売 1GB タイプで 1,500~1,800 円と手軽な価格です。
まずは M3 本体に挿して M3 でフォーマットをします。
何も問題なく認識されました。M3 のシステムは汎用性が高い普通の USB ドライバーっぽいですね。フォーマットし終えたメモリーをパソコンに接続して EX-USB-PCM03 のファイルをコピペして再び M3 に挿し電源を入れます。今までどおり普通に M3 XPanded として起動しました。
気になるのは起動時間です。M3 は USB 無しの本体のみの状態でも起動に 40 秒以上かかる今どきのシンセサイザーです(笑)
この最近の PCM シンセの起動時間の長さについては賛否両論ありますが、起動さえしてしまえばタッチパネルでチョイチョイと押せばリアルタイムにパッチは切り替わっていくので慣れれば大したことではありません。
今までの RUF2-S(1GB)は一応高速タイプと箱に書いている USB メモリーなわけですが、普通にパソコンで使えば当然ながら microSD/microSDHC である RMUM/WH(1GB)よりもサクサクとファイル転送ができます。microSD/microSDHC なので当然といえばそうなのですが M3 で起動 1 分が 3 分とかになったら嫌だなぁ・・・ということで計測してみました。
M3 の電源を入れてから通常パッチ画面に切り替わるまでを目視と手動で計測なので“突っ込み”はナシで。
BUFFALO RUF2-S(1GB)
01:08、01:07、01:08
BUFFALO RMUM-1G/WH(1GB)
01:07、01:08、01:09
パソコンで使うときは相当な差があるのに M3 では高速タイプ USB メモリーを使おうが microSD/microSDHCなUSB メモリーを使おうが大して変わらないというか“指先誤差”で済むということは、USB メモリーの読み込み速度に関しては“M3 側でのハナシ”ということのようです。
何よりも“出っ張り”を気にしなくていいのは良いですね。あと、まぶしく青く光るし(笑)
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