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2012年12月7日金曜日

reFX VANGUARD

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メーカー:
 reFX
製品ページ :
 VANGUARD
リリースされたのはかなり以前の話だし、私自身も購入したのはリリース直後なので何を今更・・・ですがそれは遅筆のせいです。

SONARから始まって現在の私のメインのDAWホストであるPro Tools 8での楽曲製作においてもいまだに使用頻度が高いソフトシンセといえばこのreFX VANGUARD(メーカー製品ページ:http://refx.com/?lang=en&page=products/vanguard/summary)です。

よく見るレビューではトランス向けと注目されがちですが、私がずっとこのVANGUARDで使っているのはエフェクトをOFFにした各ペースサウンドで本当にどんなジャンルの曲にでも芯がしっかりとしたベースで鳴ってくれます。
reFX VANGUARD

reFX VANGUARD VANGUARDはアナログモデリングシンセサイザーのソフトウェア版としては先駆け的存在で、3VCOの減産方式の音源がメインとなっています。実はOSC1とOSC2を掛け合わせたりするリングモジュレーションなどの機能は無いのですが、そういうリングモジュレーション済みの波形を搭載しています。そんなわけで奇をてらったアナログサウンドを作るシンセというよりも古き良き時代のアナログシンセの王道の構成となっています。

今となっては音源のエディット部においては物足りない気もしますが、アタックからリリースまでぎゅっと詰まった太い荒々しいアナログサウンドですので不足感を感じたことはありません。

reFX VANGUARD フィルターも12dbと24dbのバリエーションを交えた13種類ですが、ローパスとハイパスはやはりアナログシンセ王道の効き方をしてくれてシンセサイズがとても楽しくなるものとなっています。
LFOやエンベロープも最新の“何でもできる”系のソフトシンセに比べると少なめですね。
ちなみにアタックはNORD系シンセみたいにカツカツっ!と速い感じではありませんが、十分にリードを取れるサウンドも作れます。


デモはトランスとダンス系サウンドを中心に作られていますが気になる方はフルサイズデモをメーカーサイトにて試聴してみてください。(左側下段:Preset DEMO)

http://refx.com/?lang=en&page=products/vanguard/summary

VANGUARDとえいばトランス・エレクトロニカサウンドと注目を受けていて、その要素とも言えるのがこのゲートとアルペジェーターとピンポンディレイですね。ゲートとアルペジェーターは同時に使用することができ、更に素敵なピンポン8Dディレイをかければどんなサウンドでもトランスになってしまいます。

繰り返しでくどいのですが、最初は私もトランスサウンドに惚れてずっと使っていましたが、あるときちょっとしたきっかけでエフェクトOFFにした素のシンセサイザーとしてのVANGUARDを使い出してから、ずっとお気に入りで、私が作る楽曲は今でもどこかにVANGUARDが使われていたりします。

reFXの現在のメインはNEXUS2となっておりちょっと寂しい扱いですが、地味にRTAS対応したりとずっと使えるアナログシンセだなと新曲をつくるたびに思うのでした。

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