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2012年12月13日木曜日

Softube TUBE-TECH CL1B

関連リンク
日本代理店 :
 TACSYSTEM.COM
製品ページ :
 http://www.tacsystem.com/
products/softube/
000644.php

メーカー :
 t.c.electronic(J)
製品ページ :
 TUBE-TECH CL1B
Softube :
 http://www.softube.com/
TUBE TECH CL1Bは1987年頃にリリースされた比較的新しいコンプレッサーながらも、その素晴らしいコンプレッションの音質によりすでに名機扱いです。

“ECC82”と“ECC83”という特別にカスタムメイドなわけではない真空管ユニットをとにかく“音質重視”で設計製作された真空管コンプレッサーです。

ソフトウェアながらも、このCL1Bを使う前は、定番の1176だったりLA-2Aだったりとそれらももちろん今でも使える最高のコンプレッサーたちですが、そういった“ずっと定番”機種ばかり使っていました。

POWERCORE導入後、このCL1Bが専用プラグインとしてリリースされ、新しいプラグインは~20時間~程度の試用期間が自動的に付与されるので、それまではPOWERCOREのコンプレッサーは正直あまり必要性を感じない物が多かったのですが、このCL1Bだけはすっかり気に入ってしまいました。
Softube TUBE-TECH CL1B
その後、SONARとPro Toolsの両使いからPro Tools 8へのバージョンアップをきっかけにPro Toolsのみを使用するようになってRTASネイティブ対応を心待ちにしていたら、そのPOWERCORE版CL1Bを開発したSoftube社(http://www.softube.se/)からRTAS、VST対応にて直接の販売開始となりました。この時点でPOWERCOREの存在意義が個人的には薄れていきますがユーザーとしては大歓迎です。
Softube TUBE-TECH CL1B
Softube社はその他のプラグインもそうですが、出てくる温室がそうなるようにプログラムを組む方式ではなく、チップや回路の電気特性まで再現して実機と同じ回路をエミュレートする方式で、今やその評価はかなり高い開発会社です。

CL1Bの特徴としてはとにかく美しいリリースに尽きると思います。
アタックは1176みたいな特徴あるFETコンプレッサーのアタックサウンドみたいにはいきませんが、原音の音質を損なわずに真空管サーチュレーションを織り交ぜて持ち上げてくれます。
Softube TUBE-TECH CL1B
ちなみにPOWERCORE版とRTAS版は入力ゲインに違いがあるものの、それらを調整すればどちらを聞き比べても、目を閉じるとどっちがどっちやら!で作っている会社が同じなので当たり前の結果となっています。強いて言えば・・・ですがほとんど空耳か妄想レベルなので書くのは控えます。
そのくらい素晴らしい出来のCL1Bですので、POWERCOREにはたまにセールがあって安くもなるし、ネイティブはPCパワーが有り余っているのならPOCO以上に数を使えるし、POCO所有の方はどちらを選んでも損はないと思います。

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