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2013年9月26日木曜日

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Digital Monotone

Digital Monotone

どんな曲作ろうかなぁとか新しいシンセ欲しいよぉとか。
毎日が挙動不審。

お知らせ
現在、旧ブログサーバーより記事とデーターを移植中です。
日記以外の記事についてはなるだけ情報(バージョン更新情報など)を新しくしようと思っていますが放置も多いです。古い情報のままの記事もありますのでご注意ください。

最新更新
NEW
Elektron Analog Four
コンテンツ更新
Elektron Analog Four を追加しました。
Access Virus TI2 Polar を追加しました。
Massey Plugins Inc. TapeHead を追加しました。
Waldorf Rocket を追加しました。
音質の違いを聞き比べ 真空管サチュレーション を追加しました。
Studio Oneで始めよう 8回目 Windows 8動作状況 を追加しました。

Contents is A - Z
気になる事ココロモチ
雑記
そうです。ツマンナイ DAW / DTM 日記です。

雑記     ・ガジェット / 便利グッズ

DAW / DTM ソフトウェア
DAW / DTM ソフトウェア
製品レビュー&レポートなど
マウスでポチポチ。技術の進化についていけません。 ※古い記事も資料として載せていますので、現在、絶賛使用中!は にしています。
DAW / DTM ソフトウェア(EQ)
Bomb Factory Pultec EQP-1A
Brainworx bx_dynEQ V2
EMI TG12412 Transfer Desk EQ
FabFilter Pro-Q
Mellowmuse Software EQ1A
Mellowmuse Software EQ2V
PLUGIN ALLIANCE maag audio EQ4
Softube Tonelux Tilt
Softube Trident A-Range EQ
Softube TUBE-TECH PE 1C
Stillwell Audio 1973
t.c. electronic Assimilator

DAW / DTM ソフトウェア(コンプ・リミッター)
Digidesign Bomb Factory BF-2A
EMI TG12413 Limiter
NATIVE INSTRUMENTS VC 76
Softube FET Compressor
Softube TUBE-TECH CL1B

DAW / DTM ソフトウェア(リバーブ)
NATIVE INSTRUMENTS RC 48
Overloud BREVERB
Solid State Logic X-Verb

DAW / DTM ソフトウェア(ディレイ)
FabFilter Timeless 2
PSPaudioware Lexicon PSP 42
Softube Tube Delay
SoundToys EchoBoy

DAW / DTM ソフトウェア(マスタリング)
Abbey Road Brilliance Pack RS127 RS135
Brainworx bx_digital V2
FabFilter Pro-L
Flux Epure II
Bus Compressor(バスコンプ)を少しだけ聞き 比べてみました
DTM時代の自宅マスタリング

DAW / DTM ソフトウェア(その他)
高品質なフリープラグインを紹介
高品質なフリープラグインを紹介 2
IK Multimedia Classic T-RackS Clipper
Massey Plugins Inc. TapeHead
Solid State Logic Duende Native
SoundToys Decapitator

DAW / DTM ソフトウェア(VSTi)
Arturia Minimoog V
AudioRealism BassLine 2(ABL2)
AudioRealism Drum Machine (ADM)
D16 Group Drumazon
DiscoDSP Discovery Pro
LennarDigital Sylenth 1
reFX VANGUARD
Vengeance Producer Suite Metrum Kick Synthesizer

Studio One
Studio Oneで始めよう 1回目 Version2リリース
Studio Oneで始めよう 2回目 強化されたオーディオ編集機能
Studio Oneで始めよう 3回目 MIDI編集機能の大幅な追加
Studio Oneで始めよう 4回目 豊富なバンドルソフト
Studio Oneで始めよう 5回目 バンドル ソフトウェア シンセサイザー
Studio Oneで始めよう 6回目 TIPSや気づいたことなど
Studio Oneで始めよう 7回目 音楽CD(CD-DA)の作成
Studio Oneで始めよう 8回目 Windows 8動作状況

DAW / DTM ハードウェア
DAW / DTM ハードウェア
製品レビュー&レポートなど
イ、い、イケてる?DAW関連のハードウェアを買うときはいつもドキドキ。

AKAI professional MPD18
AKG Q701
Contour Design ShuttleXpress
dbx QUANTUM
Dm9 Records K4B4 USB-MIDI Controller
Focusrite Liquid Mix *
Focusrite RED 3
M-AUDIO Studiophile CX5
M-AUDIO Studiophile BX5a Deluxe *
Mackie 802-VLZ3
* ・・・現在所有していません。 ** ・・・現在使用していません。
PreSonus MP20
SONY SRS-M50
SPL Stereo Vitalizer MK2-T
SSL Duende
TL Audio ebony A2
t.c. electronic Desktop Konnekt 6 **
t.c. electronic Konnekt Live *
t.c. electronic Level Pilot
t.c. electronic POWERCORE FIREWIRE **
steinberg UR28M

シンセサイザー(ハードウェア)
シンセサイザー(ハードウェア)
製品レビュー&レポートなど
今の時代ではマニアックらしいですが数年前まできっと王道だったハズの所有しているシンセサイザー(音源)や機材の紹介。
最近はソフトウェアシンセへの移行をしていますので所有が減っています。

Access Virus b *
Access Virus Indigo 2 *
Access Virus TI2 Polar
AKAI professional XR20 *
AKAI S3200のバックライト交換
Clavia Nord Modular G2 *
DSI Evolver KeyBoard *
 └・DSI Evolver ウェーブシーケンス
 └・Evolver WaveShapes
DSI Poly Evolver *
Elektron Analog Four
E-MU PRO FORMANCE 1
E-MU Proteus 2000 シリーズアーカイブ
E-MU Xtreme Lead-1 *
KAWAI K5000S PowerSounds *
・KORG DSS-1…リペア中
 └・KORG DSS-1 リペア:電源ソケット変更
 └・KORG DSS-1 リペア:鍵盤を清掃&グリスアップ
 └・KORG DSS-1 リペア:接点復活
 └・KORG DSS-1 リペア:液晶バックライト交換
KORG MicroX **

シンセカバー
* ・・・現在所有していません。 ** ・・・現在使用していません。
KORG KAOSSILATOR PRO+
KORG M3 *
 └・KORG M3 用に BUFFALO RMUM-1G/WH を買ってみました
KORG PROPHECY *
Novation X-STATION 25 *
 └・X-STATION のテンポ同期について
Oberheim Xpander *
Roland V-Synth GT Version 2.0
Roland SH-2 *
Roland SonicCell *
SCI Prophet VS *
Waldorf シンセサイザー小図鑑
Waldorf microWAVE XTk *
 └・XTk のロータリーエンコーダ *
Waldorf Q *
 └・Waldorf Q 解説-オシレータ-
Waldorf Rocket
YAMAHA DX200 *

ユーティリティ / アーカイブ
ユーティリティ / アーカイブ
覚え書きやアーカイブなど
クリエイティブなのかクルクルパーなのかよくわかりません。
読まれる方の DAW / DTM に役立てれば幸いです。

音質の違いを聞き比べ 真空管サチュレーション
シンセサイザー フィルター ぐりぐり!
パーテーションやドライブのバックアップ復元ソフトMacrium Reflectフリー版
スタジオ・モニター・ガイド M-AUDIO社ページ ウェブ・アーカイブ
パソコンな話。HDD交換時期を考える
SSDにPro Toolsを移す。HDDとSSD比較
DAW的にWindows XPをチューニング

Elektron Analog Four

関連リンク
メーカー :
 Elektron
日本語ページ: Elektron Music Machines. Magical Music Instruments Since 1998
製品ページ: Analog | Elektron
日本語ページ: Analog Four
モニター内でソフトウェアシンセサイザーを立ち上げて、トータルリコールの恩恵を受けつつデスク周りをスマートに楽曲制作を行うのを夢見て色々と試してきましたが、どうにも、今までよりも音作りやミックス作業などで時間がかかっている気がしていました。

その原因は、ハードならではの音を決めるまでの操作や実際の出音が、ソフトシンセとハードウェアでは“違うモノ”として捉えなければならないことでした。

そんなわけで、以前みたいにシンセタワーに囲まれる気は毛頭ありませんが、Access Virus TI Polarを中心として、右手で届く範囲まではハードを配置しつつ、ハードだけでは足りない発音数や独自のサウンド(ウチならPCM系サウンド)をそれぞれのソフトに分担することに決定。

Elektron Analog Four
そうなるとアナログモデリングはTI2 Polarでお腹いっぱいですので、独特な個性を持った音源ということで、今後いくつか追加していくとは思いますが、今回はElektron Analog Fourを購入してみました。

すでに数曲をAnalog Fourを使いつつ作っていますが、内蔵シーケンサーに有名なパラメーターロックや純アナログ機らしい外部CV機器の制御等々のフューチャーされている機能は全く理解していません。

個人的には純然たる2VCO+サブオシレーター-2VCF-VCA+今どきのデジタルエフェクターというシンセサイザーとして使っています。
Elektron Analog Four
購入するときに、“自分は一押しなシーケンサー機能を使わないのでこれで音がショボーンだったらどうしようもない”ということで配信ムービーを見たり、最終的にはデモ機を触ってみました。

すると、結構、音がイイ。のです。

Elektron Analog Four 昔のアナログシンセでは難しかった各種エフェクターの搭載という恩恵もありますが、素のシンセサイザーとしての音はアナログらしいふくよかなSAW~パルスサウンドです。
海外の有名なmoogやProphet系の音ではなく、どちらかというと日本の昔のYAMAHAやRolandのアナログシンセの音です。

このモノシンセを4台という構成がAnalog Fourで、将来、アップデートで機能追加されるかもしれませんが、同社MonoMachineのように4音ポリモードが無いのが音源として使う場合は残念な点です。

それでもMIDIチャンネルなどの設定は柔軟ですので、1-2-3-4というMIDIチャンネルの割り振りを1-1-1-1みたいにすればモノラル8VCOサウンドも可能で、自分は1-1-3-4にして2つの音をレイヤーして1つのベースサウンドを作り、その他2つのパーカッションやリズムサウンドを割り振るというやり方で使用しています。

Elektron Analog Four
音作りは、液晶画面が小さくノブが10個、ボタンが9個で音色いじりはややめんどくさそうに感じますが、階層が浅く1画面に表示されるアイテムでよく分別されているので、 意外にもスムーズに音を作っていけます。

TI2 Polarはノブの数の割には階層が深く、どちらかというと膨大過ぎるプリセットを変更して自分好みの音を追加していくのですが、Analog Fourは0からの音作りが楽しい。そんな感じです。
Elektronの人気は高いので、そのうち、iPadやプラグインで音作りだけでもできるソフトウェアが社外でもいいのでリリースされればいいなぁと思います。

Elektron Analog Four
内蔵シーケンサーを使わないなんて勿体無いと思う方が多々でしょうが、使い込んでいくうちに、やっぱりアナログシンセはいいなぁと思えるシンセサイザーです。

Elektronの18分もあるプレゼンムービー。多彩な音を聞かせてくれます。

2013年9月25日水曜日

Access Virus TI2 Polar

関連リンク
メーカー :
 Access Music
製品ページ: Access Music | Virus TI2 series feature overview
代理店 :
 KID(KORG Import Division)
製品ページ: access | Virus TI : 概要
自分史の中でも一番長くシリーズモノとして購入してきたシンセサイザーがAccess MusicのVirusシリーズで、b、Indigo2(c)、Powercore版と買い続け、そしてTI2 Polar(正しくはTI Polarらしいのですが、初期Polarとは外観と性能が多少異なるので日本国内では2と呼ばれています)です。

Powercore版を導入した時にDAWとの親和性とノイズレスな便利さに「もうVirusのハードは不要かなぁ」と感じていたのですが、自宅のセットアップの見た目をコンパクトにしたかったことと、そろそろVirus TIの後継機が発表されるのではないか?的な最後のディスカウント状態、併せて代理店がKORGになったことでマニュアルやサポートの充実が望める。etcな個人的な好条件だったので発売から数年が経ちましたが新品での購入です。

TIシリーズは、TI=Total Integrationとの事で、すごく簡単に言いなおせば、「DAWの中で外部DSPとしてまるでソフトシンセのように使えるよ。」がメインの機能です。
Access Virus TI Polar
オーディオケーブルを使用しなくても、USB接続にてMIDIとUSB-AUDIOを介してのサウンド出力が可能になっており、当然、DAW上でのオフラインバウンス(フリーズトラック)という録音操作無しでのオーディオファイル化が可能になっています。

Access Virus TI Polar 通常の録音とどう違うのか?ということについては、大まかに言えば、録音によるレイテンシーを自動補正するので遅延が無くタイミングがピッタリな事と、“MIDI演奏データー→Virus TI内でサウンドをオーディオファイル化→USBにてパソコンへ”という流れでアンプ、マイクプリを通さないので余計なノイズが入らない事です。

ただし、Virus TI2の場合、S/PDIF出力でも同様ですが、ボリュームポットでの音量可変が可能ですので、Virus内アンプを通してからデジタル化しているようです。 それでも前Virus Cシリーズに比べると格段に機器ノイズは小さくなっています。
このあたりは、“その個体アンプでの出力サウンド込み”が“Virusの音”という考え方なのでしょう。

サウンドの方は、個人的にはVirus Cシリーズでシンセサイザーの構成は完成されたものになったと思います。素のサウンドキャラクター、操作方法などはCシリーズもTIシリーズも大きく変わったところはありません。
TIシリーズはCシリーズに追加でHyper SAWやWave Tableなどの基本波形の追加とエフェクト部などにアンプモデリング的なキャラクター設定などが追加されており、Cシリーズの流れを汲みつつ、Virusらしくない音も作ることが可能になったアナログモデリングシンセサイザーの完成系といったモノに仕上がっています。

外観、重量(笑)は従来のVirusシリーズと同様で、鍵盤と本体の隙間、各パーツの“合い”、デザインなどなど、全てが妥協無きAccess社のシンセサイザーらしい出来栄えです。
Access Virus TI Polar
Access Virus TI Polar現時点で確かにDAWとの連携は他の多々なシンセサイザーより一つも二つも抜きんでていますが、相当強化されたとはいえ、より多くのサウンドを重ねたいわゆるユニゾンサウンドでは発音数が足りないことも多い(モノによっては3-4和音になります)ので、次期シリーズはDSPの更なる強化か、違った方向性に行くのか、フィルターなどにリアルアナログを搭載するのかなどなどが予想されます。

双璧を成すClavia Nordシリーズと、このAccsess Music Virusシリーズほど世界に認められたアナログモデリングは他にはありませんので、これからもずっと使い続けていきたいと思います。

デモ音源はAccess Musicサイトにて聴くことができます(Access Music | Virus TI2 series feature overview

オマケでファイルサイズは大きめですが、歴代37鍵シリーズの画像を並べてみました。(ブラックエディションを除くノーマルカラーのみ)
Access Virusシリーズ

2013年8月24日土曜日

日記 Analog Four購入 20130824

シンセタワーを積み上げた過去を繰り返しているような気がしないわけでもありませんが、また機材を追加しました。

Elektron Analog Fourです。
当面、作りたい音や曲はAccess Virus Ti2 Polarで十分に満たされそうな気がしていたのですが、PCのMIDIシーケンスからシンセの音を出していると、どうしても音源不足だったことと、PolarでもWaldorf Rocket無い“感じ”が欲しかったので、ここはDSP-VA、DCO-VCFときたらVCO-VCFもいっとくか!てなわけでAnalog Fourにしました。

Elektronと言えば、内蔵シーケンスを使ってツマミでグリグリな音の出し方がメインですが、昔からリズムマシンやこういうグルーブシンセのシーケンスはあまり使ったことが無く、専用機なりPCなりのシーケンスから音源を鳴らすのが自分のやり方です。

Elektronマシンの魅力半減な気もしますが、4つの2VCOシンセを使って音作りをするシンセという捉え方です。
使いだすと、1つのパッチ(2VCO-VCF-VCA)でも十分に個性的なアナログシンセですが、2つのパッチを同じMIDIチャンネルにして同時に鳴らすレイヤー的な組み方でパッチを作っていくと、かなりイイ感じの自分好みなアナログシンセサウンドを鳴らすことができます。

1つのパッチだと、MoogでもSCIでも無く、古きRolandかOberheimっぽい感じで歪み感の上下が広く、エンベロープのアタックが早く、フィルターがよく効く感じというよく分からない例えでしょうか。
2つのパッチを重ねる音作りをしだすと十分に分厚い音や歪み感ブリブリなサウンドも作れます。

ノブやロータリーエンコーダーはそれなりに搭載していますし、音作りに関しては階層も深く無いので音作りはさほど煩雑にはなりませんが、Virus Ti2で慣れちゃうと、ElektronにもPCエディターを作って欲しいですね~。
なんだかんだと結局、非PCMシンセばかりがセットアップされることになりました。
個人的にはハード、ソフトに何らコダワリは無いのですが、音作りや触って楽しい機材が身の回りにあることでモチベーションを保ちつつ、夜にピコピコとなかなか形にできない曲作りをやりつつピカピカと光るシンセを見てニヤニヤするのです。

Elektronの18分もあるプレゼンムービー。多彩な音を聞かせてくれます。

2013年8月7日水曜日

たまには日記 20130807

2か月ほどミッチリと仕事をしていました。
どのくらいミッチリかというと朝5時から夜12時までデスクにかじりつき、食事やお風呂も適当にささっと済ます日々でした。
それだけの仕事を頂けるだけアリガタヤーと思いつつも、やはり疲れるわけです。

ということで、一生懸命がんばったご褒美に買っちゃいました。
Access VIRUS TI2 Polarです。
ソフトやガジェット系は相変わらずチョイチョイと買っていますが、鍵盤付きハードシンセ購入はV-SYNTH GT以来の久々です。

最近は今ならではのリアルアナログが流行で、VAはやや下火だし、VAも含めて多々所有してきて脳内リセットをかけるためにとにかくシンプルにした自分の環境ですが、V-SYNTH GTを使い込んで足りない部分はソフトシンセで~というのもそろそろ物足りなく感じていた事と、

色々と触ってきて自分には、どちらかというとある程度の整理された音が好き。

と感じたので、発売から数年が過ぎて後継機も出そうな雰囲気ですが、

今、欲しいものは、今、買うべし。

です。
VIRUS b、Indigo2と過去に所有してきてのTI2 Polarですが、パソコンとの親和性が高くなったり、Hyper SAW装備だったりと色々と進化しています。

音的にはbやIndigo2よりも高域から低域までの密度が濃くなった分、前バージョンの荒々しくトラックで映える感じが少し弱くなった印象です。

それでも、追加されたオシレーター波形や機能で音作りの幅はすごく広くなったと思います。

エフェクトも増えて若干ハイファイ寄りになったので調整は必要ですが、VIRUS b、Indigo2と作って移植してきたお気に入りパッチが、そのままTI2 Polarへも移植できたのは嬉しいかぎりです。

夏休みがとれたら今年は曲つくりに没頭したいなぁと思う猛暑な日常です。

2013年7月13日土曜日

Massey Plugins Inc. TapeHead

関連リンク
メーカー :
 Massey Plugins Inc.
製品ページ:
 TapeHead Saturator
アンプを経由してモニタースピーカーやヘッドフォンから聞こえてくる音に満足して録音し、「さて、ミックスだっ」とまとめていくと各楽器の音が埋もれたり、作っているときは“あの感じ”でやっているはずが、どうも粒立ち感が無くのっぺりとしたミックスになってしまうのはよくあることです。

突き詰めれば録音の段階からのマイクプリやかけ録りEQやコンプなどなど、それこそ本来、プロのミキシングスタジオでやっていることをいかに自宅で再現するかとか大変なことになっていくのですが、今は音源はソフトシンセに低価格高性能オーディオインターフェイスの時代です。

STUDER A800 MKIIIそういうコンピューター内部で全てを賄ってしまう演奏や録音のデジタル化について、私はそれで自己表現したいメロディが形になるのなら全く問題無しと抵抗なく受け入れる方です。

それでも、どうせなら憧れるアーティストがリリースした“あの曲”のようなサウンドやミックスに自分の曲もそうなればいいなと思うわけで、一通りのEQやコンプ、空間系エフェクトプラグインを集めたら、次は“質感”を変えるプラグインを探すことになります。

今回、購入したのは、長らくPro Tools専用(旧規格のRTAS)プラグインでCT4という素敵コンプレッサーをリリースして以来、評価が高いMassey Plugins Inc.のTapeHeadです。

Massey Plugins Inc. TapeHead
いわゆるテープサチュレーターですが、最近多々リリースされているテープの種類を含めて色々と触れるテープ(システム)シミュレーターでは無く、テープヘッドのシミュレーションでそれで録音した時の微妙な周波数的な音痩せと、音痩せとは逆のアナログ録音による歪みからの際立たせ感を再現したシミュレータープラグインです。

Massey Plugins Inc. CT52012年頃より、人気プラグインのVST化を発表して、CT5がまずVST化され、そして今回、TapeHeadもVST化されたので早速購入です。
これだけマニアックに高評価ならメーカー然としていいとは思うのですが、相変わらずなPaypal支払いと比較的購入しやすい価格設定です。

ちなみに他のテープサチュレーター系プラグインも同様ですが、テープ系プラグインは、どんな音でもカッコ良くしてしまう魔法のプラグインではなく、質感を整えるプラグインということです。

Pro Toolsをメインとしていた時期から使用していたのでTapeHeadの音はお気に入りです。

設定は、drive=サチュレーション(歪み具合)、周波数的なヘッドのフィルター具合、trim=入力音量調節の3つですので、とにかくガチャガチャと触ってみるに限ります。

Massey Plugins Inc. 「どんな感じに音が変わるの?」
ということで、リズムトラックだけのシンプルなデモです。

サウンド変化の傾向を分かりやすくするために、キツメ(ノブ40%~70%程度回し)に、各トラック(シンバル、ハイハット、スネア、キックの4トラック)にTapeHeadをかけてみました。

実際にテープサチュレーションとして使用するときは試聴サンプルよりも効果は少なめに各トラックが自然に立つ感じで使っていきます。
試聴できるサウンドは16bit/44.1KHz/WAVです。

サンプル素材(TapeHead無し)
TapeHeadを各トラックに挿入

2013年7月12日金曜日

PLUGIN ALLIANCE maag audio EQ4

関連リンク
メーカー :
 PLUGIN ALLIANCE
製品ページ:
 maag audio EQ4
終わらないEQ(プラグイン)探しの旅ですが、最近やっと自分が使うEQの組み合わせが決まったような気がします。

この1年ほど使用してすっかり気に入ったのが、どうにも“他と変えようが無い”素敵な機能である“AIR BAND”とローエンドの“SUB”と“40Hz”のイコライザーポイントを持つPLUGIN ALLIANCE MAAG AUDIO EQ4です。

もともと1990年代にNTI EQ3とEQ4という2chのイコライザーがあり、当時から“AIR BAND”搭載で、ある程度のトラックをまとめたグループバスや、ヴォーカル、ギターなど立たせたいトラックに差し込むエンハンサー的な使い方をされていました。

見てのとおりですが、使い勝手は現代のmaag audio EQ4の方が使いやすいのでそちらで話を進めますと・・・

中間の帯域の4つのポッドのEQポイントは固定で、40Hz、160Hz、650Hz、2.5KHzとなっており、固定されて使いにくそうですが、ミックスでいう全体的に“こもっている”“パッと明るく”“もっとドンシャリに”などに絞った4ポイントです。
40Hzはかなり低い帯域ですが、“ノブを回してみれば分かる”かなり音楽的な低域をブーストしてくれます。

そして右側にある“AIR BAND”です。 10KHzなんかは曲の高域のステレオ感やシャリシャリ感を決めるので普段から慣れている帯域ですが、“20KHzと40Khzって何?”です。

本来なら逆にカットしてしまう帯域ですが、AIR BANDノブを回してみると不思議なことに、確かに10KHzでもないしノイジーな16KHzでもない不思議な高域の持ち上げをしてくれます。

基本となるのがSSL Duende EQ and Dynamics Channel Stripで、それを使うまでもなく上下の低域と高域のカットだけで良ければSoftube Tonelux TILT、SSL Duende以上に音にハリを出したければPLUGIN ALLIANCE maag audio EQ4を単体か他と組み合わせて使っています。

EQ選びは本当にハマりこんでしまいがちな感があり、私も多々いくつも購入してしまいましたが、“基軸”となるEQさえ決めて使い込んでいけば、それで“できること、できないこと”を覚えていきますので、“できないこと”に対して補完できるアイテムをいくつか追加していき、なるだけ手持ちはシンプルにした方がミックス作業はスムーズで結果も良い場合が多いみたいです。

プラウグインのサウンドデモが公式からアップされていますので、気になる方は見てみてください。

今年は猛暑。部屋にひきこもってピコピコするのです。

豪雨の1週間が終わったら、いっきに暑くなりました。
そういうときに限って、ほぼ2日に1度のペースで打ち合わせがあるために休日は外に出たくありません。

そんなわけでピコピコとシンセを触っている時間が多くなりました。

最近、入手したのがKORG DDD-1というPCMリズムマシンです。
コレは本機だけでは時代を感じさせる昔のPCMな内蔵サウンドなわけですが、サンプリングボード(別売りオプション)付きはひと味違います。
リアル12bitサンプリングのローファイだけど存在感がある音を鳴らせます。

ただし、2音。

あと、もう一台くらいラック音源でもあれば、曲を作るときの音出しが楽になりそうなんだけどなぁなどと思いつつ、DDD-1の本体サウンドは使わずに(笑)、サンプリングしたスネア、ハイハットを使ったEDMな新曲がこれです。

2013年7月1日月曜日

あっという間に7月です

ソフトもハードもいくつか買っているくせにブログに書いていない怠け者です。

ですが、 最近は一辺倒な意味じゃなくて自分の中でのバランスを手探りしながらハード回帰をやっています。

トラックにルート音やメインメロディだけでもRocketを重ねたり、低域が足りないのなら無理してソフトシンセをいじるのではなく、RocketやV-SYNTH GTの音を重ねたり。

ソフトシンセを使い始めてから、欲しい音をアレコレ工夫する手間をめんどくさがっていたような気がします。
もちろん、リアルなピアノの音やストリングス、生楽器は素直にソフトを使ったりですが、もう少し今年からは一つ一つの音を丁寧に作っていこうかなぁと思っています。

曲を作りながら、使い方や音質の変化も自分なりに確認できたので、近いうちにブログにまとめたいのが、

ALLEN&HEATH VF-1
Plugin-Alliance maag EQ4
Massey Plugins Inc. Tape Head
Roland R-8M
などなど

maag EQ4はイコライザーですが超低域と超高域のエンハンサー的な使い方ができて、しかもブーストの歪み方が素敵です。
Tape Headはテープヘッドシミュレーターで、これも多々ありますが、ヴィジュアルはいけてなくても使い方と音の変化が音楽的です。

その他、ソフト、ハード共に書きたいと思いまが、見ての通り、真空管やらEQやら質感を加えるモノばかり最近は購入しています。

あとは、

センスだけです。

これがなかなか進歩せず。

2013年6月9日日曜日

Waldorf Rocket

関連リンク
メーカー :
 Waldorf,
 the Synthesizer Company

製品:
 Rocket Synthesizer
今や音源も含めてほとんどの作業がコンピューターベースなので複数の大きなシンセサイザーを所有する必要性も無く、当然、我が家もメインとなる鍵盤以外はなるだけラックモジュール版かガジェット的な製品にリプレースしています。

昨今、メーカー曰く「完璧なアナログモデリング」などな言葉に踊らされ、いくつかのソフトを買ってきました。ですが、ソフトシンセをそういう“実機置き換え”と捉えるのではなくて、“たまたまパソコンから音がでる新しいシンセサイザー”と別物と思って触っていくのがいいようです。

そうなるとやはり色々と欲しくなるわけで・・・

Waldorf Rocket
Waldorfと言えば、制作発表からリリースまでが1年単位で遅いことでも有名ですが、今回のWaldorf Rocketは早かった!
最近のWaldorf社は元気が有るようで無さそうで・・・の不思議な会社ですが、こうやって、たまにニッチ層向けの新製品をリリースしています。

DCO(デジタルオシレーター)+VCF+VCA+LFO(or ARP)といういわゆる“いまどきアナログモノシンセ”です。

Waldorf Rocket 1DCO+1VCFというと1980年代のデジアナシンセを思い出します。某800や某JUNOなどチープな音を出す製品が多かったのですが、今のデジアナは洗練されています。

RocketのOSC(オシレーター)セクションをいじるとすぐに分かりますが、まるで複数のオシレーターを装備しているかのような複雑な波形や、Rocket独自の8オシレーターユニゾンモードと、かなり多彩な音を出してくれます。

Waldorf Rocket サウンドの傾向としては、ノコギリ波と短形波と短形波によるPW(パルスワイズ)波のみの装備ですので、サイン波や三角波を重ねるキックドラム系の太いサウンドは得意ではありませんが、ノコギリ波特有のエッジと歪みが効いた太いサウンドはかなり得意としています。

筐体はオールプラスチックでノブもプラスチックと価格なりの外観と質感ですが、全体的にチープさは無く、“この小ささでもドイツ製品”的な雰囲気です。

Waldorf Rocket
電源は、USB給電方式で、USBケーブルに各国コンセントアダプターが付いた電源アダプター(付属)か、パソコンからのUSB給電で動作します。ちなみにUSB-MIDIも標準ドライバー対応で専用ドライバーは必要なく、パソコンとは接続するだけで自動認識します。

各ノブはMIDI CC対応でUSB-MIDIとMIDIケーブルのどちらでもMIDI CCの送受信ができるようになっています。

Waldorf Rocket モノが売れてWaldorf社が潤えばVSTプラグイン版も出してくれるとは思いますが、現在はiOS(iPADなど)専用のコントールソフトが無償提供されています。

Blofeld以来の久々のWaldorfシンセですが、この自己発信する強烈なアナログフィルターとかなり深くモジュレーションが効くLFOはWaldorf伝統のシンセサイザーの流れで、Rocketはメロディを奏でながらノブを触るのが楽しいシンセサイザーです。

2013年4月6日土曜日

Dm9 Records K4B4 USB-MIDI Controller

関連リンク
メーカー :
 Dm9 Records
商品紹介 :
 K4B4 USB-MIDI Controller
リビングに堂々とDTM / DAWシステムを配置しているわけではなく、自室でこじんまりとシンセサイザーや機材たちに囲まれている生活です。

更にパソコンの一番重要な使い道として私の場合は、デザイン関連の仕事をしているということでデスクの上にシンセサイザーをドーンと置くわけにはいきません。そうなると色々なモノがコンパクトであれば嬉しいわけです。

Contour Design ShuttleXpress 鍵盤は作曲時はRoland V-SYNTH GT Ver2.0(ブログ内リンク:http://d-monotone.blogspot.jp/2012/11/roland-v-synth-gt-version-20.html)なのですが、鍵盤であることをあまり必要としないリズムやその後の修正などではKORG micro KEY37に、ジョグシャトルのContour Design ShuttleXpress(ブログ内リンク:http://d-monotone.blogspot.jp/2012/12/contour-design-shuttlexpress.html)の2つでファイル名を付けるやプラグインを操作するなど以外はこなせます。

そしてそのソフトシンセのフィルターカットオフやLFOデプスなどを操作できる「コンパクトなMIDIコントローラー=ツマミ(ノブ)があればなぁ。」と長い事探していたのですが、とうとう発見しました。
Dm9 Records K4B4 USB-MIDI Controller
Dm9 Records Dm9 Records K4B4 USB-MIDI Controllerです。
いわゆる自作キットのMIDIコントローラーですが、サイトの説明ではコンパクトギターエフェクター程度の電子工作をしたことがある人なら大丈夫とあります。
学生の時にそんなことをやった記憶があるのですが、最近ではせいぜいTRSケーブルをはんだ付けする程度です。

サイトの方に組立て案内PDFなども用意されているので流し読みしてみると、

Dm9 Recordsサイト内ページ:http://www.dm9records.com/index.php/release/k2b2/
Dm9 Records K4B4 USB-MIDI Controller
多分、作れそうです。

そういうわけで早速、注文してみました。
ちなみに電子パーツイベントなどの会場で販売するときに在庫を揃えておられるので普段は、ある程度注文がまとまった時点で在庫を揃える体制で販売されています。
メールで注文して数日後、「注文がまとまったので在庫を揃えますがいかがですか?」との連絡がきたので正式注文しました。

数日後届いたパーツを広げてみました。
Dm9 Records K4B4 USB-MIDI Controller
Dm9 Records K4B4 USB-MIDI Controller 組立説明書(PDF)を見ながら、はんだ付けしていきます。
ちなみに、こういう電子工作でそれが得意な上司に昔に教えてもらったのは、

・下手で団子になってもいいから、パーツと基盤をよく温めてはんだを流し込んでしっかりとはんだ付けする。

です。
意外に上級者でもはんだ付けをきっちりとやったつもりで見た目も良いのにパーツと基盤が通電していなかったとか稀にあるそうです。
Dm9 Records K4B4 USB-MIDI Controller
そういうことで、しっかりとはんだ付けしていきます。
熱に弱い部品は少ないので前述通りコンパクトエフェクターを作ったことがある程度の腕前(しかも、大昔に。)で大丈夫そうです。

実は、いくつかの写真にあるように片方のツマミ側基盤を裏表間違えて作ってしまいました。
これはその後、作り直しました。

Dm9 Records K4B4 USB-MIDI Controller こちらはいわゆるトリガーボタンです。こちらは導線とスイッチをはんだ付けしてアクリルトップパネルにカチッとはめ込みます。

握力がハイパワーで打鍵が強い人はこのボタンをしっかりと支えるように手を加えたほうが良いかもとサイトの方に書かれてありますが、レーザーカットによるパネルの加工精度が良いために全くガタツキ等は感じられなくしっかりとした作りです。

各3つの基板の合体は6ピンのコネクター、ボタンは配線はねじ込みです。将来的にメンテする必要性は感じませんが掃除などで分解のときは簡単です。
Dm9 Records K4B4 USB-MIDI Controller
そんなわけで午後の3-4時間程度で完成です。
次はこのPIC(中にプログラムを仕込むチップ)へプログラムを書き込むのですが、方法はその後の改良等も考えられますのでここには書きませんが、非常に簡単です。Dm9 Recordsで確認してください。

Dm9 Recordsサイト内ページ:http://www.dm9records.com/index.php/release/k2b2/

Dm9 Recordsで配布しているプログラムのMIDIノートとMIDI CC情報は、
ボタン1 ボタン2 ボタン3 ボタン4 ツマミ1 ツマミ2 ツマミ3 ツマミ4
A#-2 B-2 C-1 C#-1 CC01 CC02 CC03 CC04
となっています。
いまどきのシンセサイザーやDTM / DAWソフトは各情報の変換は容易なのでこれでも問題無いのですが、古い機材だと受ける情報は固定の物も多いので、Dm9 Recordsに相談したところ、現在のGeneral MIDI以降の一般的なMIDI CC数値へ変更したプログラムを用意していただきました。
  • ココで配布しているK4B4用プログラムはDm9 Recordsのご厚意により許可をいただいています。
  • ただし、その後のハードウェアの変更改良などにより将来に渡って動作するとは限りません。
  • これは2013年度初旬ころに作成していただいたプログラムです。
  • 併せて、このプログラムによる何らかの機器故障などによる不具合等はDm9 Recordsや私への責を問うことはご遠慮ください。
変更プログラムの相違点
ボタン1 ボタン2 ボタン3 ボタン4 ツマミ1 ツマミ2 ツマミ3 ツマミ4
A#-2 B-2 C-1 C#-1 CC76 CC77 CC74 CC71
  Vibrato Rate Vibrato Depth Brighteness Harmonic Content
いわゆるGM標準の LFO周期=CC76 LFOデプス=CC77 カットオフフリケンシー=CC74 レぞナンス=CC71に変更してもらっています。
ダウンロードは以下URLからできます。

k4b4_custom.zip(6.09KB)

2013 My Room
このK4B4の良いところは何と言っても、“圧倒的なコンパクトさ”です。
これでその他のアイテムと並べても机の上はこのとおりのオモチャ箱になりました。

2013年4月4日木曜日

KORG DSS-1 リペア:液晶バックライト交換

リペアというか掃除がメインなKORG DSS-1復活への道ですが、今回は確認するたびに視線をチラチラと変えないと文字を読み取ることができない液晶バックライトの交換です。

ちなみに液晶自体は発光するものでは無く、液晶パーツのガラス面と基盤の間に差し込まれた発行する板=ELシートが発行して、文字などを視認できる明るさになります。

このELシートも25年前と現在では明るさの経年劣化への耐久性やそもそもの“明るさ”も格段に良くなっていますのでわりと簡単にできるバックライト交換はオススメな休日の暇つぶしです。

超デカEL発光パネル・専用インバータセット(白色) 購入したのは秋月電子通商の
超デカEL発光パネル・専用インバータセット(白色)
http://akizukidenshi.com/catalog/
です。(商品名変更やセット変更でページが度々変わりますのでカタログトップから探してください)

ELはプラスチックフィルムみたいな感じで熱に弱く配線のハンダ付けは無理なので、最初から端子を圧着しているこれは便利です。

何度となくやっているのでサクッとトップパネルを開けて液晶位置を確認すると、KORG DSS-1は液晶部分も独立した基盤で簡単に外せます。
KORG DSS-1 液晶ユニット
撮影のためにこの状態で電源を入れてみましたが、やはり薄らと視線の角度を変えれば文字が見える程度です。
液晶ユニットの隙間に透明なフィルムの端が出ているのが確認できますので、直でハンダ付けしてある部分を切断してフィルム=ELシートをひっぱり出します。
特に何かで留めているわけでは無いので簡単に取り出せます。
KORG DSS-1 ELシートを引っ張り出す
超デカEL発光パネル・専用インバータセット(白色) ELシートはカッターで切ってもOKなので旧ELシートと同じ大きさにカットします。
ただし、やはり昔の液晶サイズで小さいので眩しく輝くほどの明るさは期待できない大きさです。

と、仮組みして発光テストをしながら思ったのは、

いまどきのカラーなELシートにすれば良かった・・・

です。
白色って液晶のあの薄いうぐいす色のままで発光してもやや白いかな?程度です。
そこで、赤い半透明のアクリル板を本体側の透明カバー部にテープで留めてみました。
KORG DSS-1 新しいELバックライトシートを装着
ELバックライトシートは旧来と同じく本体にはんだ付けします。
早速スイッチオン。

・・・夜間や暗い部屋では赤くてカッコよくてしっかりと文字も見えるのですが昼間はとても見づらいです。
やはりELシートが小さすぎて発光面積は少なすぎるのか、昔の機種ゆえにELシートを発光させるインバーターがそれほど高出力ではないのか、とにかく残念な結果になりました。
KORG DSS-1 新しいELバックライトシートを装着
赤いアクリル板を外して、再度、白状態で夜間に撮影してみました。
KORG DSS-1 新しいELバックライトシートを装着
このとおり、しっかりと明るく文字もくっきりと視認できます。ちなみに昼間でも視線を気にすることなくしっかりと文字を確認できるようになりました。