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2013年7月12日金曜日

PLUGIN ALLIANCE maag audio EQ4

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メーカー :
 PLUGIN ALLIANCE
製品ページ:
 maag audio EQ4
終わらないEQ(プラグイン)探しの旅ですが、最近やっと自分が使うEQの組み合わせが決まったような気がします。

この1年ほど使用してすっかり気に入ったのが、どうにも“他と変えようが無い”素敵な機能である“AIR BAND”とローエンドの“SUB”と“40Hz”のイコライザーポイントを持つPLUGIN ALLIANCE MAAG AUDIO EQ4です。

もともと1990年代にNTI EQ3とEQ4という2chのイコライザーがあり、当時から“AIR BAND”搭載で、ある程度のトラックをまとめたグループバスや、ヴォーカル、ギターなど立たせたいトラックに差し込むエンハンサー的な使い方をされていました。

見てのとおりですが、使い勝手は現代のmaag audio EQ4の方が使いやすいのでそちらで話を進めますと・・・

中間の帯域の4つのポッドのEQポイントは固定で、40Hz、160Hz、650Hz、2.5KHzとなっており、固定されて使いにくそうですが、ミックスでいう全体的に“こもっている”“パッと明るく”“もっとドンシャリに”などに絞った4ポイントです。
40Hzはかなり低い帯域ですが、“ノブを回してみれば分かる”かなり音楽的な低域をブーストしてくれます。

そして右側にある“AIR BAND”です。 10KHzなんかは曲の高域のステレオ感やシャリシャリ感を決めるので普段から慣れている帯域ですが、“20KHzと40Khzって何?”です。

本来なら逆にカットしてしまう帯域ですが、AIR BANDノブを回してみると不思議なことに、確かに10KHzでもないしノイジーな16KHzでもない不思議な高域の持ち上げをしてくれます。

基本となるのがSSL Duende EQ and Dynamics Channel Stripで、それを使うまでもなく上下の低域と高域のカットだけで良ければSoftube Tonelux TILT、SSL Duende以上に音にハリを出したければPLUGIN ALLIANCE maag audio EQ4を単体か他と組み合わせて使っています。

EQ選びは本当にハマりこんでしまいがちな感があり、私も多々いくつも購入してしまいましたが、“基軸”となるEQさえ決めて使い込んでいけば、それで“できること、できないこと”を覚えていきますので、“できないこと”に対して補完できるアイテムをいくつか追加していき、なるだけ手持ちはシンプルにした方がミックス作業はスムーズで結果も良い場合が多いみたいです。

プラウグインのサウンドデモが公式からアップされていますので、気になる方は見てみてください。

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